亀田興毅

ＷＢＡ世界ライトフライ級王座決定戦での判定に不満があったらしく、TBSに苦情が相当いってるらしいです。

試合は見てなかったのですが、ボクシングの判定ルールを知らないで文句をつけてる人がほとんどな気がします。
そんなに興味があるわけでもないのでうろ覚えですが、確か今のボクシングではラウンドごとに評価を決めて、とったラウンドの多い方の勝利になったと思います。
そしてラウンドごとの判定にはイーブンは無く、必ず差をつけなければいけないという決まりもあります。
つまり、トータルで判定をつけるわけではないのです。
スポーツ番組のダイジェストから察すると、1ラウンドでダウン、10，11，12ラウンドは何とかしのいだというように見えます。
なので1，10，11，12ラウンドは間違いなく相手のポイントでしょう。
そして残りの2-9ラウンド、ここが互角の戦いだったとしても、判定ではどっちかの勝ちになっています。
ここでヒット率や手数、攻撃姿勢などでわずかでも勝っていると判断されればそのラウンドはとれることになります。
と言うことは1，10，11，12の4ラウンド取られても2-9の8ラウンドの内6ラウンド以上取ればトータルで勝てます。
少なくとも八百長とか審判買収とかいうほどおかしい判定ではないのです、十分ルールに則った判定勝ちです。

まぁホーム試合ですし、ラウンドごとの判定が微妙に亀田よりになっているのかもしれないですけどね。